お役立ちコラム

施工管理と現場監督の違いについて

公開日:2021年01月07日

建設現場や工事現場では施工管理をしている人や現場監督として働いている人がいます。
同じような役目を果たしているように思えますが、厳密にいうとそれぞれ役割は異なります。
では施工管理と現場監督はどのような働きをしているのか見ていきましょう。

施工管理とは

施工管理とは、工事の工程表通りに進め、すべての人が安全に作業できるよう工事全体を監督する人のことです。
施工管理には非常に多くの仕事が関係していますが、それらすべてをしっかり管理することが求められています。
では施工管理に求められる仕事や資格について解説します。

 

人材の配置

工事において非常に重要な仕事は、人材の配置です。
たとえば建築工事では、鉄筋やコンクリート、大工などさまざまな専門を持った職人たちが働くことになります。当然すべての職人が同じ日に仕事をするわけではありません。鉄筋工事が終わらなければコンクリートは打てず、基礎ができなければ大工は働けません。
つまりいつ鉄筋の職人が必要で、いつからコンクリートを専門とする職人がいるべきか、いつから大工は働けるのかといった人材の配置が必要となるのです。職人がスムーズに仕事を行えるようにするために、施工管理の役割は非常に重要です。

 

工程の管理

続いて施工管理が行わなければならない業務は、工程の管理です。
建築工事などでは、必ず最初に工程表がつくられます。大規模な工事では、近隣住民が閲覧できるように入り口付近に工程表が張り出してあることもあります。それぞれの工程の開始予定日と終了予定日が記載されており、いつまでに工事が終了するかが明記されています。しかし工事が工程表通りに進むことはほとんどありません。天候やトラブルなどによって工事に遅れが生じることは珍しくないからです。
そのようなケースでは施工管理がどの部分をスピードアップして帳尻を合わせるか、どうしても難しい場合には工期を延長しなければならないかなどを検討し判断します。

 

資材の発注

人材配置や工程管理のほかに、資材を発注するのも施工管理の役割の一つです。
当然ですが、必要な資材がなければ工事を進めることはできません。もし職人だけを配置し、資材がなくなったり終わってしまったりすれば、工事が止まるだけでなく職人に無駄足を踏ませてしまうことになります。資材が足りなくならないように、それでいて余り過ぎることもないように発注しなければならないのです。とても難しい業務であるため、工事全体の工程をよく理解している人が施工管理を行うことになります。

 

予算管理

施工管理の業務の特徴ともいえるのが、予算管理などのデスクワークが含まれていることです。人件費や材料費、その他の出費に加えて利益を考える必要があるため、経理の知識も必要となります。現場について知っているだけでなく、他の分野でも幅広い知識が必要となることがわかるでしょう。

 

施工管理は国家資格

施工管理の大きな特徴ともいえるのは、これが国家資格であるということです。「施工管理技術検定」に合格し、施工管理技士の資格を取ると施工管理の業務が行えるという流れです。ただし施工管理技士になったからといってあらゆる工事の施工管理が出来るというわけではありません。施工管理技士には7つの種類があり、すべてにおいて1級と2級に分けられています。
1級の方がより大規模な工事を扱えます。

種類については下記の通りです。

・土木施工管理技士
・建築施工管理技士
・管工事施工管理技士
・電気工事施工管理技士
・電気通信工事施工管理技士
・造園施工管理技士
・建設機械施工技師

まず土木施工管理技士という資格があります。
道路や河川、橋などの工事が行われる際に必要となる資格です。日本中で数多くの土木工事が行われているため、建設業界で働くのであればぜひとも取得しておきたい資格となっています。

続いて建築施工管理技士が挙げられます。
一般住宅やマンションまでさまざまな建築物に関する工事を管理できる有用な資格です。土木施工管理技士と建築施工管理技士の2つを持っていれば、非常に多くの工事で施工管理が行えるでしょう。

管工事施工管理技士は、下水管や給排気設備、冷暖房設備の工事を管理できる資格です。
住宅やマンションだけでなく、道路工事や大規模な建設工事でも役立ちます。

電気工事施工管理技士を持っていれば、電気配線工事を監督することが可能です。
電気工事は一般住宅だけでなくビルや鉄道、公共機関、高速道路と、あらゆる工事で必要となります。電気工事施工管理技士はほとんどすべての現場で必要とされる重要な資格です。

電気通信工事施工管理技士はインターネット回線や電話回線を担当する資格です。
現在多くの施設でインターネット回線が必要とされており、これからますます重要となってきます。2019年に新設された非常に新しい資格です。

6つ目の造園施工管理技士は公園や庭園を担当する資格です。
1級を取得していれば、公共工事でも業務を行えます。

最後の建設機械施工技師は、ブルドーザーなどの建設重機を扱うのに必要な資格です。
土木施工管理技士と建設機械施工技師を両方取得していると、働ける範囲が非常に広がります。

 

現場監督とは

施工管理に対して現場監督は、建設現場において実際に監督したり指揮をとったりする役割があります。
職人たちが安全に作業するよう監督し、作業の進行を管理します。リーダーシップを発揮し、職人たちとよくコミュニケーションを取りながら作業が円滑に進むよう腐心しなければなりません。

 

施工管理と現場監督の違い

実は施工管理と現場監督の役割は重なる部分がかなりあります。そのため企業によっては施工管理と現場監督が同じものとして扱われることも少なくありません。ただし施工管理が国家資格であるのに対し、現場監督は特別な資格が必要ないという違いがあります。さらに一般的には現場監督の方が現場で指揮をとる割合が高く、施工管理は予算管理や発注者との打ち合わせなどデスクワークの割合が多いという違いがあることも覚えておきましょう。

 

施工管理や現場監督の仕事を助けるダンドリワーク

施工管理であっても現場監督であっても、やるべき仕事は多岐にわたります。
そんな時に助けになるのが、現場でのコミュニケーションツールである「ダンドリワーク」です。建設現場で職人たちや発注者とのやり取りをクラウド上で行えるシステムで、写真や工程表、資料などをアップロードすることですぐに共有することができます。現在どの程度工程が進んでいるのか、遅れはあるのか、資材や予算はどうかなどもダンドリワークですべて管理できます。
ダンドリワークを使えば、施工管理と職人、職人同士のコミュニケーションがにスムーズに行えて、情報不足によるトラブルなどを未然に防ぐことができるでしょう。
使い方が分からない場合でも、24時間対応のチャットと迅速対応のカスタマーサポートがあるので安心していつでも使えます。
利用社数27,000以上、利用者数85,000以上と圧倒的な実績で高評価を得ているツールです。
施工管理や現場監督の負担を少しでも減らすために、ダンドリワークは心強い味方になるでしょう。

 

施工管理や現場監督はどちらも多角的な視点が必要

施工管理も現場監督も、工事全体を監督する責任があります。
施工管理は国家資格でデスクワークがやや多いという違いはありますが、どちらも多角的な視点を持って、それぞれの工程に関する深い知識とリーダーシップが必要でしょう。
ぜひダンドリワークを使って情報共有を簡略化し、より重要なことに集中できるようにするのはいかがでしょうか。

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